〜耳から心と身体の声を聴く、きわめてシンプルな生き方。耳つぼを15年研究している耳つぼの哲学者が発信〜

【癸亥】秋の養生法(2)

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は癸亥の日(五行の水の陰)です。「癸」は雨とか小川(真水)のイメージ。 秋は五行説で「金」の季節です。大気は「燥」の気配を帯びてきます。つまり、乾燥に注意しようということですね。 今日は六十干支の最後です。また明日から新しい60日…

【壬戌】秋の養生法(1)

おはようございます。耳つぼの哲学者・作田真介です。 今日は壬戌の日(五行で水の陽)です。「壬」は海のイメージですね。 秋の寝起きは、「鶏と同じように早寝早起き」が基本です。陰陽という大きな流れでいうと、徐々に陰が増えてくるので、それに伴って活動時間も減らしていくのが自然の流れに合致した生…

【辛酉】中医心理学(7)憂

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は辛酉の日(金の陰)です。「辛」は宝石の原石のイメージ。 憂えば、「気は縮む」といいます。心が鬱々として楽しまない状態です。そういうとき気は伸び伸び動かず、縮んでしまうと考えます。 金性の感情なので「肺」を傷つけますが、ひいては脾…

【庚申】中医心理学(6)悲

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は庚申の日(金の陽)です。「庚」は鉄のような金属のイメージ。 すでに立秋(8/8)を過ぎましたので暦上は秋ですね。秋の感情は「悲・憂」です。 悲しめば「気は消える」と言います。悲しくて、「生きる気力がなくなった」といった感じです。…

【己未】受験生が試験が終わるまで風邪をひかないワケ

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は己未の日(土の陰)です。「己」は田園のイメージですね。 受験生にとって体調管理は何より大事ですよね。 結構試験が終わるまで風邪をひかずにもって、終わってほっとしたら体調を崩すって経験無いですか? 中医的には試験が終わるまでは文字通…

【戊午】中医心理学(5)思えば、気が結ぶ

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は戊午の日(土の陽)です。戊は山岳のイメージですね。 思うとは「思慮」の事です。考えすぎるということ。思慮がすぎると、精神が一つのところにとらわれてしまい、気が停滞してしまいます。 そうすると食欲不振や常に眠いなどの問題が出てきま…

【丁巳】笑いすぎると・・・

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は丁巳の日(火性の陰)です。丁はロウソクのようなイメージ。 「笑う」というのも「喜ぶ」と同じく、五行では火性の情動です。あまり大きな声でガハガハ笑うと、「心(しん)の臓」を傷つけることになります。 「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」…

【丙辰】中医心理学(4)喜び

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は丙辰の日(火の陽)です。丙は太陽のイメージです。 五行理論で火性のグループの情志は「喜」です。 喜べば気は和し、志はのびのびとなるので、気は緩む。 基本的には「喜」によって問題はでにくいとされますが、喜び過ぎると発狂したり、不…

【乙卯】怒髪天をつく

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は乙卯の日(五行の木の陰)です。草や苔のイメージ。 「怒髪天をつく」とは良く言ったもので、怒ったときに髪の毛が逆立つ様子ですね。 つまり、怒ると気が上がります。 さらに気に伴って血も上がるので、顔が真っ赤になります。 日々是好…

【甲寅】中医心理学(3)怒り

おはようございます。耳つぼの哲学者・作田真介です。 今日は甲寅の日(五行の木の陽)です。 木の臓である肝は、基本的に伸び伸びしていたい。(西洋医学でも肝臓の成長力はすごいですよね!) そこに色々なストレスがかかると肝は鬱屈とします。でも我慢できないので爆発する。その時の感情が「怒り」で…

メールマガジンの購読

お名前:

メールアドレス: