〜耳から心と身体の声を聴く、きわめてシンプルな生き方。耳つぼを15年研究している耳つぼの哲学者が発信〜

2015年 7月

【戊子】胃強脾弱

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は戊子の日(土の陽)です。山岳のイメージですね。 今ではあまりやらなくなりましたが、大食い大会の優勝者は結構痩せていましたよね。 ああいう人は、食べ物を通す能力は高いですが(胃強)、そこから栄養を取り出す能力 は低い(脾弱)という人…

【丁亥】汗血同源

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は丁亥の日(火性の陰)です。ロウソクのようなイメージ。 中医学に「汗血同源」という言葉があります。これは汗も血も源は一つ(脾胃)ということを表した言葉です。 汗も血も水分なので、動かすためには氣という推進力が必要になります。 …

【丙戌】舌を見れば心(しん)がわかる

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は丙戌の日(火の陽)です。丙は太陽のイメージです。 中医学では、人体はフラクタルの様なもので、全体の状態が部分に現れると考えています。 舌を見れば心だけでなく全身の状態が分かります。耳もまた全身の状態がわかります。 日々是好…

【乙酉】木の性質は曲直

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は乙酉の日(五行の木の陰)です。草や苔のイメージ。 中国哲学の五行説で、木の基本的な性質は「曲直」です。 樹木の伸び伸び成長する様を表したものですが、木の五臓である肝も、基本的には伸び伸び活動したいので、押さえつけると鬱になり、度が過ぎる…

【甲申】怒りは肝より生じる

おはようございます。耳つぼの哲学者・作田真介です。 今日は甲申の日(五行の木の陽)です。 中医学のバイブル『黄帝内経』に「肝病は人を怒りっぽくさせる」とあります。 私の耳つぼ経験からもこれはその通りですね。 私はアンガーマネジメント時に「肝の氣の通りをよくする」方法をよくやります。 …

【癸未】腎の感情は恐れ

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は癸未の日(五行の水の陰)です。雨とか小川(真水)のイメージ。 中医学では心と身体を分けずにとらえます。 腎の感情は恐れと驚きです。 恐いとお漏らしをすることがありますが、これは恐れという感情と腎(水を管理)する場所が繋がっているか…

【壬午】腎は水をつかさどる

おはようございます。耳つぼの哲学者・作田真介です。 今日は壬午の日(五行で水の陽)です。海のイメージですね。 中医学のバイブル『黄帝内経』に「腎者、水臓、主津液」とあります。腎が体内の水を管理しているという意味ですね。 でも腎だけが水に関わっているわけではありません。ここが中医学の…

【辛巳】肺は嬌臓である

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は辛巳の日(金の陰)です。宝石の原石のイメージ。 中医学では「肺は嬌臓である」と言います。肺がとても弱く、邪気に侵入されやすいという意味ですね。 たまに電車に乗ると、季節を問わずマスクをし、コホコホ咳をしている人がいますね。 …

【庚辰】肺と皮膚の深い関係

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は庚辰の日(金の陽)です。鉄のような金属のイメージ。 五行理論で金の臓は肺です。 中医学のバイブルに「肺之合、皮也。」とあって、肺と皮膚の関係が示唆されています。 先日、アトピーの人を電車で見かけました。その人の耳をじっくり眺める機…

【己卯】胃気は降る

おはようございます。耳つぼの哲学者、作田です。 今日は己卯の日(土の陰)です。田園のイメージですね。 中医学では人体の生理現象を「氣」で説明します。 氣には動く方向があって、「胃の氣」は降るのが正常です。 食べ物は口から下に降りていきますよね。 胃気が逆方向を向いたら、「吐き気、ゲ…

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